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ささりんどうの研修会

2shot 介護保険が始まってから介護は「サービス業」と言われるようになりました。特養などの福祉的施設でもサービスとしての内容が問われるのです。それに対して施設側はどのように応えようとしているのでしょうか?

今回は玉縄地域にある特養・ささりんどうの研修会におじゃましました。昨年施設長がアメリカ出身の若いマシュウ氏に代わりました。施設長はサービス業として、職員の研修に力を入れていると語ります。今回の講師はふれあいの泉の施設長福島さん。約30人の職員を前に接遇のマナーについて語りました。Img_7891

福島講師は介護のプロとしての「ホスピタリティーマインド」(親切なもてなしの心)を持ち、言葉づかいをていねいに、目線を同じ位置にすることや相手が何を求めているかをキャッチして明るく受け止めることの重要性を強調しました。このような心がけが入居者の状態に影響を与えるだけではなく、家族や周囲の雰囲気も変えるとうかがいました。声かけの例や前向きに話しかける実演、質疑応答を含めて約1時間。いいチームを作っていい介護を実践してほしいという講師のアツイ思いが伝わります。

Img_7888 ここ数年で、サービスの受け手も出し手も意識が変わったと言われます。いまや施設であってもホテルと同じような接遇を求められる時代。対応する施設側は負担も増えますが、若い職員が熱心に講義を受ける姿からも変わっていこうという意気込みが伝わって来る研修会でした。

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